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Denodo、「Denodo Platform 9.0」リリース RAGやデータ管理強化の新機能を実装

 Denodo Technologiesは、「Denodo Platform 9.0」のリリースを発表した。

 この最新バージョンのDenodo Platformは、自然言語でのクエリをAIでサポートすることで、SQLの知識がなくともインテリジェントなデータ配信を可能にするという。また、企業全体からのリアルタイムで管理されたデータを大規模言語モデル(LLM)に提供し、検索拡張生成(RAG)を強化する機能やデータ管理を強化するための一連の新機能も備えているとしている。

 新機能により、ユーザーがデータを操作する際にシステムが学習し、各ユーザーのその時々のニーズに基づいて、使用するのに最適なデータを自動的に推奨。これにより、どのデータを使用するか、またはどこにあるかを考える必要がなくなるため、ユーザーの生産性が向上するという。ユーザーは自然言語を使用してクエリを入力し、瞬時に結果が得られるほか、クエリがどのように構築されたかの詳細な内訳も受け取ることができるとしている。内部的には、システムが最速の方法を認識して自動的に展開することで、複数のチャネルにわたるデータ配信を最適化し、時間を節約することでコストを削減。これにより、プラットフォームに設計上組み込まれている高度なセキュリティ対策により、コンプライアンスも強化されると述べている。

 Denodo Platform 9.0の主な機能は次のとおり。

  • 自然言語クエリのサポート:ビジネスユーザーは、ChatGPT、AWS Bedrock、その他の生成AIプラットフォームとのシームレスな統合により、自然言語を使用してデータをクエリできるため、手動でクエリを作成する必要がなくなる。Denodo Platform 9.0では、日常的な言葉で質問するだけでデータを操作できる
  • 新しいデータ準備ウィザード:様々な技術的背景を持つユーザーが、個々のニーズに合わせてデータセットをシームレスにカスタマイズ可能。ビジネスユーザーはデータチームのサポートなしで、様々なユースケースにわたってデータ製品を迅速に変更できるため、データチームは戦略的なタスクに専念できる
  • インテリジェントなクエリの推奨:Denodo Platform 9.0のクエリウィザードは、AIを活用してユーザーアクティビティに応答し、自動的に調整された変換とデータセットフィルターによってデータクエリプロセスを合理化する
  • AI対応データのサポート:検索拡張生成(RAG)を通じて、企業がリアルタイムで企業固有のデータを生成AIプロジェクトに簡単に組み込めるようにする
  • 開発者エクスペリエンス機能の向上:強化されたDevOpsサポート、タスク管理の効率化のための統合スケジューラージョブ、迅速なオンボーディングのための新しいウェルカムポータル、アクセスと操作を容易にするための再設計されたデータソースパネルが導入されている
  • MPPベースのデータレイクエンジンの強化:同プラットフォームのMPP(超並列処理)ベースのデータレイクエンジンは、構成の簡素化、DeltaテーブルやIcebergテーブルとの統合の容易化、分析機能の強化により、データレイクのアクセス性と実用性を高め、組織がデータレイクから引き出せる価値を高める
  • フェデレーテッドガバナンス:様々なチームによるデータ製品の分散型作成と再利用を管理するための、きめ細かな制御を提供
  • 検査の強化:データアクセスポリシーを検査および監査するためのツールが強化されており、データ中心の規制の監視とコンプライアンスの向上を支援

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