6月19日、xIDは、NTTデータ関西と協業し、「e-TUMO」との連携を開始すると発表した。
同連携では、xIDが提供するデジタルIDアプリ「xID」と、NTTデータ関西の電子申請サービス「e-TUMO APPLY」、汎用予約サービス「e-TUMO RESERVE」を連携させる。住民は事前にxIDで本人確認を済ませることで、e-TUMOでの利用者登録やログインが不要となり、スムーズにオンライン行政手続きを利用できるようになるとのことだ。
また、両社はe-TUMOの導入自治体や今後の提案先に向けて、xIDが提供する行政向けデジタル郵便サービス「SmartPOST(スマートポスト)」を共同で提案・展開。本人確認から通知までを一体で支援するソリューションとして、行政サービスの利便性向上と業務効率化の両立を目指すとしている。
- e-TUMO APPLY/RESERVEとの連携:xIDアプリ上でマイナンバーカードによる本人確認と利用者登録を事前に済ませておくことで、e-TUMOサービス利用時の追加登録が不要となり、住民はスムーズに手続きを進めることが可能にになる。これにより、自治体側にとっても利用者情報の信頼性が担保され、運用負担の軽減につながる
- SmartPOSTの販促・請求支援業務に関する連携:協業により、NTTデータ関西がe-TUMO導入自治体に向けてSmartPOSTを共同で提案・展開し、契約・請求支援も担うことで、通知のデジタル化に取り組む自治体の導入ハードルを下げ、より円滑な普及を後押しする
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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