セールスフォース・ジャパンは、中外製薬が「Sales Cloud」「Data Cloud」「Marketing Cloud」を採用したと発表した。この導入を契機に、中外製薬はより医療関係者にパーソナライズした柔軟な対応で、高効率なアプローチが可能な環境構築を目指すとしている。
中外製薬は、顧客への情報提供をはじめとするValue Delivery活動の改革へ向けて、2018年に導入したSalesforceを機能強化し、リアル、リモート、デジタルで得たデータを統合する顧客エンゲージメントモデルの構築による、顧客価値最大化を掲げているという。
同社は今後、デジタル技術を活用した真の個別化医療の実現に向けて、AIソリューションである「Einstein」や「Agentforce」の導入も検討しているとのことだ。
【関連記事】
・Salesforce、人事向けのAgentforce機能を発表 機能カスタマイズで人事業務効率化へ
・Salesforce、「AgentExchange」を国内提供 GTM専門組織がパートナー企業を支援
・中外製薬・ソフトバンクら、生成AI活用に向け共同研究 新薬開発で臨床開発業務の革新めざす
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア