米現地時間10月13日、Cloudflareは、同社のコネクティビティクラウドプラットフォームをOracle Cloud Infrastructure(OCI)上で提供すると発表した。
これによりアプリケーションの保護やクラウド環境全体でのイノベーションの促進、エンドユーザー向けのアプリケーションのパフォーマンスとセキュリティの最適化を実現するための「包括的なソリューション」になるとのことだ。OCIとCloudflareのユーザーは、次の項目を実現可能だとしている。
- アプリケーションとAI推論の高速化:高いパフォーマンスによって遅延を低減
- AIセキュリティの強化:DDoS攻撃対策、WAF、ボット対策、ゼロトラスト制御によって、ワークロードを保護
- ハイブリッドおよびマルチクラウドアーキテクチャの実現:統合された制御によって、ハイブリッド環境およびマルチクラウド環境全体でトラフィックを安全に接続・調整
- APIの保護:レート制限、脅威インテリジェンス、データ保護によって、ベンダーエコシステム全体を保護
- デジタル環境全体でコンプライアンスに対応:Cloudflareをグローバル分散型のセキュリティファーストプラットフォームとして活用することによって、企業のコンプライアンス要件に対応
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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