太陽生命保険(以下、太陽生命)は2026年5月21日、日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)と共同で生成AIなどを活用した、「給付金支払査定システム」を開発すると発表した。2027年1月より順次運用を開始する予定で、年間約50万件にのぼる査定業務の大幅な効率化を目指している。
開発プロジェクトでは、太陽生命がプロジェクト統括を担い、現場の査定担当者が中心となって約720の査定ルールを洗い出し、分析・効率化に向けた計画を立案。給付金支払査定システムには、日本IBMのルールエンジン(IBM Operational Decision Manager)と生成AI(IBM watsonx)を組み合わせて搭載する。ルールエンジンは、明確な基準で判断可能な定型的業務を、自動判定・根拠提示とともに実施。watsonxは診断書の自由記述や文章の整合性確認といった非定型業務を支援し、担当者の判断の標準化を図るとのことだ。なお、最終的な支払可否は担当者が確認・決定する。
この新システムにより、査定担当者約60名の業務時間を従来比で約4割削減し、担当者が顧客対応など付加価値の高い業務へ注力できる環境を目指す。
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