Nutanixは、「Nutanix Cloud Platform(NCP)」向けのMCP(Model Context Protocol)サーバーを発表した。オープンソースソフトウェアであり、AIエージェントや開発ツールによる「Nutanix Prism v4 API」を介したNCPとの連携を実現するという。
MCPサーバーの提供開始により、Nutanixユーザーは堅牢なツールレイヤーを活用するエージェント型AIアプリケーションを構築し、NCP上でセキュアな操作を実行できるようになるとのこと。これにより、ITチームは可視性や制御性を保ちながら、大規模なハイブリッド/マルチクラウド環境における日常業務の迅速化が可能になるとしている。
同MCPサーバーは、GitHub Copilot、Claude Code、CursorなどのAIアシスタントとの間を安全に連携するパススルー(通路)として機能するもの。また、自然言語による指示を、組織のハイブリッド/マルチクラウド環境におけるインフラストラクチャAPI操作へ安全に変換するという。企業の既存セキュリティポリシーとアクセスポリシーを自動的に適用できるとのことだ。
Nutanix Prism V4 API Gateway上に直接構築することで、ITオペレーターは、人間による監査なしに本番環境が変更されるリスクを避けながら、AIアシスタントを安全に活用してシステムの健全性を分析したり、診断情報を提示したり、自動化ワークフローのステージングを正確に行ったりできるという。同時に、ヒューマン・イン・ザ・ループ(人間の介在)機能を通じて、AIによる操作に対するオペレーターの監視を維持することも可能だとしている。
アーキテクチャのガバナンスと開発者向け機能
Nutanix Prism V4 API Gatewayが実行、ガバナンス、セキュリティコントロールを担うとのこと。同ソリューションは、以下の機能をサポートするよう設計されているという。
- ロールベースアクセス制御(RBAC):自律型エージェントが、明示的かつ細やかに権限を付与された特定のAPIに対してのみ呼び出しを実行するよう制限
- スロットリングとメータリング:組み込みのトラフィック制御を実装することで、エージェントによるスウォーム攻撃を阻止しつつ、自動化されたワークフロー全体でのAPI使用状況を自動的に追跡
- 包括的な監査:どのAIエージェントがどの特定コマンドを実行したかを可視化できるように、詳細なシステムログを生成
- 非同期タスク管理:長時間かかる処理を非同期タスクとして実行することで、自律型エージェントが完了するまでの進行状況や実行ステータスを効率的に追跡できるようにする
また、AIコーディングアシスタントにシステム構成の情報をあらかじめ提供することで、開発者はPython、Go、Java、JavaScript、PowerShell、curl、あるいは RESTやJSONなどの互換性のあるあらゆる形式や希望の言語で、プラットフォームに対応したスクリプトを即座に生成できるとのこと。これにより、チームは単一のインターフェースを通じて正確なセキュリティ権限を容易に構成できるほか、独自のAIエージェントを構築して、自社のNutanixインフラストラクチャの自動化とガバナンスをエンドツーエンドで実現できると述べている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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