福岡県が、国が主導する「GX戦略地域」に正式に認定された。
「GX戦略地域」制度とは、国が2025年8月に、脱炭素電源が豊富な地域へデータセンターの分散立地を促し、デジタルインフラの強靭化、GX推進と地域産業のDX推進、新たな産業クラスターの形成を目指すために創設したもの。
同制度について、2025年12月~2026年2月の期間で地域選定のための公募が行われ、4月には「GX戦略地域」(データセンター集積型)の「有望地域」に、同県を含む9地域が選定された。
今回、その地域の中から最終審査が実施され、福岡県(北九州市・直方市・鞍手町)が正式に認定された形となる。
今後、同県は国の支援を最大限に活用し、関係事業者、自治体と連携しながら、大規模データセンターの集積を図るとともに、GX関連産業の一大拠点の形成を目指すと述べている。
GX戦略地域とは
令和7年2月に閣議決定されたGX2040ビジョンの方針を踏まえ、GX産業立地政策の具体的な措置として「GX戦略地域制度」を創設。産業集積やワット・ビット連携(電力・通信インフラの一体整備)を促進し、「新たな産業クラスター」の創設を目指すこととし、地域選定を行う3類型(①コンビナート等再生型、②データセンター集積型、③脱炭素電源活用型)と、事業者選定を行う「④脱炭素電源地域貢献型」に分類。GX戦略地域(②データセンター集積型)に指定された場合は、電力・通信インフラ、その他インフラの整備促進、データセンターの利活用施策(=AI関連施策)が一体的に講じられる。
知事コメント
- 福岡県(北九州市・直方市・鞍手町)が国の「GX戦略地域(データセンター集積型)」に認定された。データセンターは、これからのデジタル、AI社会を支える不可欠なもの
- 認定により、電力や通信、工業用水などの各種インフラの整備促進をはじめ、AIの開発・実証・導入等、AIの利活用施策についても、国から財政支援等を受けることができるようになる
- 2036年までの10年間、県が造成中の「直方・鞍手工業団地」をはじめ、3市町で、計81ヘクタールの適地整備を進め、1ギガワットを超える電力供給を実現し、国内外からデータセンター事業者を確実に呼び込んでいく
- これからも、国、関係事業者、そして北九州市、直方市、鞍手町としっかりと連携を図り、このGX戦略地域の認定を追い風として、GX関連産業の一大拠点の形成を目指す
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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