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IBMがビッグデータ処理向けエキスパート・インテグレーテッド・システム「IBM PureData System」を発表

 

ビッグデータ処理向けエキスパート・インテグレーテッド・システム IBM PureData System
ビッグデータ処理向けエキスパート・インテグレーテッド・システム IBM PureData System

 PureData Systemは、物理的なIT資源を十分に活用することでビッグデータを高速に処理できるよう、データ処理に特化して最適化された垂直統合型システム。高速データ入出力処理(データベース)向けの「IBM PureData System for Transaction」、大容量データの高速分析処理(データウェアハウス)向けの「IBM PureData System for Analytics」、次々に取引される業務処理データを蓄積データと照合するといった即時的な分析処理向けの「IBM PureData System for Operational Analytics」の3製品を提供する。

 3製品は、それぞれの処理に最適なアーキテクチャーに基づいて構成されており、データ処理の特性に応じて適切な製品を選択し組み合わせることで、ビッグデータを効率的かつ高速に処理・分析できる。

 また、データ処理システムの構築にも、PureData Systemは、電源を入れてパターンを設定するだけの1日程度の手間と時間で使用できるようになる。

 PureData Systemは、4年間で20億ドルの研究開発および企業買収への投資と、システム資源統合のコンセプトから実現し、本年4月に発表した「IBM PureSystems」ファミリーの新しいラインアップ。業務特性に応じて自動的にシステム資源を配分できる柔軟性により汎用的なインフラを実現した「IBM PureFlex System」、データベースやアプリケーション・サーバーなどのミドルウェアをあらかじめ組み込みPlatform-as-a-Service(PaaS)として使用できる「IBM PureApplication System」に次ぎ、PureSystemsファミリーの第三弾となる。

 新製品の詳細は、以下のとおり。

 (1) IBM PureData System for Transaction

 データベースであるPureData for Transactionは、高速なデータ入出力によるデータ更新が頻繁に行われる処理に最適化されている。多数のユーザーからの登録や更新が同時発生するような場合でもデータの整合性を保つため、共有ストレージでデータを管理する。コンソール上で、構築するデータベースの個数やデータ入出力頻度など、わずかの情報を設定してパターンを作成し、システムに展開して使用する。例えば、インターネット・ショッピング・サイトでは、24時間365日、世界中の人々から購入要求が届くと同時に、物流の手配やクレジット・カード決済などのシステムにデータを引き渡す。PureData System for Transactionは、このように、膨大な同時アクセスによるデータ登録・更新を高速に取引するシステムに最適となる。取り扱うデータ容量に応じて、メモリー容量およびCPUの個数の異なる、1/4、1/2、1ラックの3モデルを提供する。

 (2) IBM PureData System for Analytics

 データウェアハウスのPureData System for Analyticsは、IBMのアプライアンス「Netezza」のテクノロジーを活用し、ハードウェアに実装されたデータ処理プロセスと並列処理機能により、蓄積データを高速分析する。先進的な小売業のお客様は、個々のお客様の好みや購入傾向に応じた内容・タイミングで情報やクーポンを提供するために、顧客のプロフィールや購買履歴などの大容量データを分析しており、PureData System for Analyticsはこのような分析に適している。取り扱うデータ容量に応じて、1/4~10ラックのモデルを提供する。

 (3) IBM PureData System for Operational Analytics

 PureData System for Operational Analyticsは、大量データを高速分析処理し、かつ、データ更新が高頻度で発生するため、並列処理のしくみと、データ整合性を保つための「トランザクション・ログ管理」といった機能を備える。また、IBM Cognosソフトウェアによるビジネス・インテリジェンス機能も搭載している。例えば、クレジット・カード会社では、不正なカード取引を検知したらすぐにカードの取引を中止するようなしくみがあります。PureData System for Operational Analyticsは、過去の取引データと今取引されているデータをリアルタイムに自動分析し、異常を検知するようなデータ処理に最適。取り扱うデータ容量に応じて、メモリー容量およびCPUの個数の異なる4モデルを提供する。

・関連Webページ

 http://www-06.ibm.com/software/jp/data/puredata/

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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