「VNXe3200」は、エンタープライズクラスのストレージ用に開発された技術を搭載し、仮想統合基盤を「新定義」するユニファイドストレージとして位置づけられる。
マルチコアを最適化する「EMC MCx」、およびパフォーマンスを加速させる「EMC FAST」機能を搭載し、自動階層化機能とフラッシュの能力を最大限に活用できるように設計されているという。
それにより、従来の「VNXe」モデルとの比較で、仮想環境上でのアプリケーションやメールアプリケーションなどのパフォーマンスを3倍以上も向上させることが可能だとしている。
また、iSCSIやNFS/CIFSといった統一プロトコルのサポートに加え、FC(ファイバーチャネル)を新たにサポートすることでユニファイドストレージとしての機能をさらに高めるとともに、セットアップから管理、サポートまで、ストレージのライフサイクル全体を通じて使いやすさを強化したという。
「Data Domain DD2200」は、論理容量で最大860TBまで保存可能なデータ保護ストレージのエントリーモデル。「Data Domain Operating System 5.5」を搭載し、セキュアなマルチテナント機能でクラウド環境にも対応するという。
強化されたアーカイブ機能でアーカイブとバックアップの統合も実現。同じエントリーモデルである「DD160」と比較して4.2倍の性能と4.3倍の実行容量、また3倍のストリーム数を提供するという。
【関連リンク】
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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