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IBM、「PureApplication Service on SoftLayer」を提供しハイブリッド・クラウドを促進

「PureApplication System」の技術をオフプレミスの「SoftLayer」上で提供

 このサービスは、垂直統合型システム「PureApplication System」で提供するテクノロジーをオフプレミスの「SoftLayer」上で利用可能とするもの。オンプレミス、オフプレミス、ハイブリッドと、アプリケーションの稼働環境を要件にあわせてより柔軟に選択できるようになるとしている。

 「PureApplication System」は、2012年4月に垂直統合型システムのプライベートPaaS基盤として発表され、ビジネス変化に対応した企業戦略を支えるアプリケーション基盤やプライベート・クラウドの展開、既存アプリケーション基盤の統合などに利用されきたという。

 「PureApplication System」では、専門家の知見を組み込んだパターンによって、システム構築・展開の短期化や、運用効率の向上を実現している。その一方で、スモール・スタートでのパターン活用、海外支社へのシステム展開でのパターン適用、要件にあわせたプライベートとパブリック・クラウドの併用といったニーズが高まってきたという。

 このようなクラウド環境におけるパターン活用と、稼働環境への多様なニーズへの対応として、「IBM PureApplication System」のパターンをIBMのSoftLayer上で稼働させる「IBM PureApplication Service on SoftLayer」を提供することになったとしている。

 「IBM PureApplication Service on SoftLayer」は、IBMのSoftLayerが提供するIaaS基盤において、次の機能を提供する。

 ・IBMやIBMパートナーから提供されるパターンにより、迅速なアプリケーションの展開が可能。

 ・クラウド環境で必要となる運用監視と管理の機能を事前に統合して提供し、運用効率の向上を支援。

 ・SoftLayer上で新しいパターンの作成や実装に加え、業務の規模や利用目的などに応じて、プライベート・クラウドとパブリック・クラウド環境での使い分けや併用が可能となり、アプリケーション基盤を柔軟に利用可能。

 ・専用区画で稼働するため、専用の環境として利用可能。

【関連リンク】
「PureApplication System」のWebページ
「SoftLayer」のWebページ

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