「SecureDoc CloudSync」では、エンドポイントにおけるウィンマジックの鍵管理機能がさらに強化されており、企業は単一の鍵管理ツールを使用して保存データを完全に制御可能となり、ビジネスにおけるあらゆるセキュリティニーズに対応できるようになるという。
クラウドに保存されたファイルの暗号化、そして鍵の管理をポリシーに基づいて制御するエンタープライズレベルのセキュリティ機能を提供する「SecureDoc CloudSync」は、セキュリティやコンプライアンスを犠牲にすることなく、ユーザの生産性を高いレベルに維持することが可能だとしている。
EFSSサービスの普及により、企業ファイアウォールの外側で容易にファイルを保存/共有可能になり、企業の従業員、外部の請負業者およびコンサルタントの生産性は飛躍的に向上しているが、その一方でセキュリティや法規制のコンプライアンスに関する懸念も生じている。
クラウドサービスはリスクを抱えており、ユーザの資格情報が漏えいしてしまった場合には、企業データが侵害の危険にさらされることになりかねない。また、クラウドとの通信時にファイルが暗号化されないという脆弱性が原因で、データが漏えいしてしまう可能性もある。
「SecureDoc CloudSync」は、データがクラウドに保存される前にエンドポイントでデータを暗号化することで、クラウドサービスのリスクを排除する。企業は暗号鍵を独自に制御し、自社で管理するポリシーに基づいて暗号鍵の割り当てや無効化が可能になる。
利用しているクラウドサービスがハッキングされたり、特定のクラウドインスタンスが別の地域のサーバに移動した場合でも、ファイルは暗号化された状態を保つと同時に、任意の時点でのアクセスが可能になるという。