仮想コンタクトセンター「Amazon Connect」
顧客からの問い合わせに対応するコンタクトセンター業務を遂行するためのサービスには「Amazon Connect」がある。音声のほかチャットにも対応するため、オムニチャネルコンタクトセンターのための機能が揃う。
総合事務用品メーカーのプラスではアプライアンス型PBXを廃止し、Amazon ConnectとAmazon WorkSpacesを組み合わせて運用することで、業務継続性を高め、年間運営費の推定40%削減を見込んでいるという。
音声対応をGUIで設定できるのもメリットだ。着電したらどのようなメッセージを流すかをGUIの簡単な操作で設定できる。メッセージはAmazon Pollyでテキストから音声に変換する。なお日本語なら女性の声には「Mizuki」、男性の声には「Takumi」と愛称が付いている。
デスクトップアプリケーションをストリーミング配信「Amazon AppStream 2.0」
SAPのアプリケーションやDWHなどの作り込まれたアプリケーションであれば、「Amazon AppStream 2.0」でストリーミング配信できる。既存アプリをAWSにインポートすれば、ユーザーはブラウザから利用できる。
AWSとパートナーからのキャンペーン
AWSからはリモートワーク支援としていくつかのサービスで6月30日までの無料試用が提供されている。対象となるのは先述したAmazon Chime、Amazon WorkSpaces、Amazon WorkDocs、Amazon Connect、Amazon AppStream 2.0、加えてサードパーティのエキスパートからの支援を受けられるAWS IQとなる。詳しくは下記。
他にもAWSのパートナーが提供している無償支援プログラムは「日本おうえんプロジェクト」に集約されている。多種多様なサービスが無償で利用できるいいチャンスなので、チェックしておくといいだろう。