「欲しいシステム」に優先順位をつける正攻法
Marketo Master/Marketo Champion 谷風公一の集中講座【連載第5回】
今回は、マーケティングなど現場の部門とIT部門の共同作業としてのシステムづくりの優先順位について解説する。ここまでの連載で、マーケティング部門が主役となり、自分たちがどんなマーケティングをしたいのか、営業やカスタマーサクセスとどのようにタイアップするのか、などを関係者全員と議論しながら決め切り、将来やりたい業務、欲しいITをドキュメント化する方法についてお伝えしてきた。しかし「やりたい」「欲しい」をすべてサラリと実現できるほど、現実は甘くない。限られた予算の中で「これはあきらめよう」という判断をすることも、時として必要になる。ITも同じである。あなたの要求すべてを予算内で実現できるITはこの世に存在しない、という前提を置くべきだ。では、ここまで散々積み上げてきた「やりたい」「欲しい」を、いかにあきらめればよいのだろうか?
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谷風 公一(ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ)(タニカゼコウイチ)
ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ株式会社 アソシエイト ディレクター。「プロジェクトを成功させるのが得意」なコンサルティングファームで、コンサルタント/ファシリテーターとして、数々の企業変革、DX推進のプロジェクトに参画。2019年、社内でマーケティング部門にスイッチ。自社のマーケ・営業組織を改革、デジタルマーケティングを推進。現在はマーケティング部門の責任者。2019年Marketo Champion、2020年Marketo Masterを受賞。
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