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大和ハウス工業1万6000人以上の“仕事に集中できる環境”をどう守る? 鍵は「デジタルアダプション」 アビームコンサルティング×大和ハウス工業が示す「WalkMe」の導入効果

  2022/01/12 10:00

迷わせないインターフェースで、問い合わせの対応体制も構築

 実際に、大和ハウス工業が実装したWalkMeの機能は3つあり、1つ目は「吹き出し表示と自動入力」だ。操作ガイドに沿って吹き出しを表示させ、必要に応じて自動入力をする。ユーザーはガイドを選択することで必要な画面に遷移し、やるべきことを確認しながら入力できる。

ガイドにより入力をサポート
ガイドにより入力をサポート
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 また、2つ目に導入したのが「常駐ランチャー」。社内システムに誘導するガイドをボタン化したものや、他のシステムに誘導するインターフェースを用意した。これにより、問い合わせの多いものについては、ランチャー上でQ&Aに誘導するといった設定も可能だ。

アクセスが多いものなどは、常駐ランチャーで誘導
アクセスが多いものなどは、常駐ランチャーで誘導
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 そして、3つ目は「Smart Tips」であり、勤怠システムの各メニューにカーソルを合わせると補足説明を表示するなど、注意が必要な入力欄に説明を表示させる機能だ。

補足説明が必要な箇所には、Smart Tipsで注意喚起
補足説明が必要な箇所には、Smart Tipsで注意喚起
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 「WalkMeが“勤怠システムに関する情報の入り口”となるように意識しました。スケジュール管理システムやマニュアルへのリンク、制度説明のための情報を一元管理することで、従業員が迷わないように設定しています。また、ユーザーの声を素早くシステムに反映させるために、ヘルプデスクチームと連携することで、問い合わせ状況を即座に共有するための体制も作りました」(池田氏)

 さらに池田氏は、WalkMe自体に問題はないとした上で「導入前にどんなことができるかを体系的知っておけば、導入当初から活用の幅が広がったかもしれない」として、そのために導入事例など、自社での運用時に着想しやすい資料があるといいと付け加えた。


著者プロフィール

  • 森 英信(モリ ヒデノブ)

    スマホアプリやWebサイト、出版物といったコンテンツの企画制作を手がける株式会社アンジーの代表。写真加工アプリ「MyHeartCamera」「PicoSweet」など、提供するアプリは1100万以上のインストールを獲得。2019年にはAR(拡張現実)プログラムに関する特許を取得。自身はITやHRなどの取材記事ライター・編集者としても活動。趣味は英語学習(TOEIC L&Rスコア845)。

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連載:EZ Press

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