日本の基幹産業である製造業を取り巻くビジネス環境は、混迷を増すばかりだ。その要因は、2022年2月に始まったロシアのウクライナへの軍事侵攻だけではない。COVID-19によるロックダウンはもとより、2021年にはスエズ運河の閉鎖、欧州の洪水、半導体不足、ロサンゼルス港の滞留問題、テキサス州の異常寒波、半導体不足など、世界的に大きな問題がこの1年間で次々に発生した。これ以外にも日本特有の問題もあり、影響は製造業以外にも波及している。サプライチェーン計画の観点から、SAPにあるべき仕組みづくりを訊いた。
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冨永 裕子(トミナガ ユウコ)
IT調査会社(ITR、IDC Japan)で、エンタープライズIT分野におけるソフトウエアの調査プロジェクトを担当する。その傍らITコンサルタントとして、ユーザー企業を対象としたITマネジメント領域を中心としたコンサルティングプロジェクトを経験。現在はフリーランスのITアナリスト兼ITコンサルタン...
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