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早稲田大学、量子技術の実装拠点「QuRIC」開設 4分野でシームレスな研究開発目指す

 早稲田大学は1月16日、量子技術社会実装拠点(略称:QuRIC)を開設した。

 QuRICは、同学グリーン・コンピューティング・システム研究機構内の3つの研究所における総合型研究開発拠点として活用されるという。これにより同学は、基礎研究にとどまらず、本格生産までを見据えた量子技術の社会実装を加速させるとしている。

 QuRICの拠点長には量子技術研究者の戸川望理工学術院教授が、副拠点長には青木隆朗理工学術院教授が就任。「量子ハードウェア」「量子ネットワーク」「量子ソフトウェア・アルゴリズム」「量子アプリケーション」の4つの分野にまたがる量子技術に関して研究開発を行うとのことだ。また両教授の研究成果をもとに、同学から輩出されたスタートアップ企業2社が連携。研究開発から社会実装まで支援するとしている。

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