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Workday Rising

AI開発を始めて約10年……生成AIを実装した今、Workdayが変える「人事・財務システム」の常識

「責任あるAI」の問題にはどう応える? AI時代のユーザーに必要な精神とは?

AI時代の提供者とユーザーに必要な精神

 あらゆる企業が活用に期待を寄せるAIだが、バイアスやプライバシー、説明可能性などの課題があるため、製品の提供者には「責任あるAI」の提供が求められている。WorkdayではAIに限らず、製品開発においては必ずリスクフレームワークを用いたリスクの評価を行っており、受け入れ難いリスクがある場合には開発を中止する判断も行うという。

 「私たちは、セキュリティやプライバシーにおいて絶対に妥協することはありません。19年間維持してきたセキュリティ・プライバシーモデルを引き続き採用しており、それに専念する専門チームも有しています。インフラからユーザー体験、製品、法的な側面に至るまで、すべてのプロセスを責任ある倫理的な方法で進めるための体制が整っています」(ファム氏)

 では、ユーザー側はどのような心構えでいるべきか。生成AIの普及によって、人々がAIと協働するようになった今、ファム氏は大切なユーザーの心構えとして「好奇心」を挙げた。AIとは常に変化するテクノロジーであり、その変化に対して好奇心を持ち、適切に学んでいくことが重要という意味だ。

 AIについて、学ぶべきコンテンツはたくさんあり、Workday自身も学びの支援を行っている。また、自社だけでなく顧客やパートナーも含め、誰もが常に好奇心を持ち続け、なぜその技術が機能するのか、あるいはしないのか。加えて、その機能や技術が本当に問題を解決するのかを問い続けることが重要だとし、最後に次のようにコメントした。

 「AIから、予期しない結果が得られることもあるでしょう。しかし、それ自体は大きな問題ではありません。大切なのは、実際に試してみて、自分たちにとってどのような効果があるのかフィードバックを提供し、『試し続ける』ことです。テクノロジーが私たちの働き方をどのように変えていくのか、私は今、無限の可能性にワクワクしています。皆さんも、試し、質問し、学び続ける精神を大切にして、AI時代をともに走り抜けていきましょう」(ファム氏)

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この記事の著者

森 英信(モリ ヒデノブ)

就職情報誌やMac雑誌の編集業務、モバイルコンテンツ制作会社勤務を経て、2005年に編集プロダクション業務とWebシステム開発事業を展開する会社・アンジーを創業した。編集プロダクション業務では、日本語と英語でのテック関連事例や海外スタートアップのインタビュー、イベントレポートなどの企画・取材・執筆・...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

名須川 楓太(編集部)(ナスカワ フウタ)

2022年よりBiz/Zineで取材・編集・執筆を担当。2024年4月、EnterpriseZine編集部に加入。サイバーセキュリティ、データサイエンス等に携わる方、テクノロジーによる変革を牽引するCIOやCDO、CISOに向けた情報を発信します。

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