
IBMが“AI時代”に向けて設計された最新メインフレーム「IBM z17」を発表した。独自のオンチップAIアクセラレーターを搭載し、ハードウェアからソフトウェア、運用に至るまでAIを深く統合している。他社の撤退が相次ぐ中、なぜIBMはメインフレームへの投資を続けるのか。IBM z17は、既存のメインフレームユーザーにとって有力な候補となるだけでなく、クラウドサービスとの連携を通じ、高い信頼性が求められる「AI基盤」としての新たな価値も提示する。今回は、“レガシー”というイメージを覆し、進化を続けるIBM zの最新戦略とメインフレームの未来について考えた。
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谷川 耕一(タニカワ コウイチ)
EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...
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