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シングルアーキテクチャとマルチプロトコルによるスケールアウト仮想化基盤を構築

ネットアップ株式会社

柔軟性の鍵は「シングルアーキテクチャ」と「マルチプロトコル」

 他にもハードウェアでRAID構成をしているデータベース用のストレージでも、インデックス、テンポラリ領域ごとにボリュームを構成させるなど、極めて柔軟な設定が可能だが、ネットアップのストレージのこれらの特徴は、シングルアーキテクチャという設計思想に由来するものである。シングルアーキテクチャとは、ストレージを容量や接続インターフェイス、プロトコルごとに別々のアーキテクチャを採用するのではなく、Data ONTAP というストレージ専用のOS を搭載することを意味する(図2)。OSとWAFLファイルシステムを介在させることで、物理レイヤに影響されない抽象化レイヤによってボリュームを構成できたり、CIFS、FCoE、NFS、iSCSI など複数の接続プロトコルを扱うことが可能なストレージが実現できるのだ。

図2:Data ONTAP の構造

 シングルアーキテクチャのメリットは、これだけではない。ネットアップのストレージの主力機種であるFASシリーズは、すべてData ONTAPを搭載しているため、エントリモデルから1ペタバイトクラスのハイエンドストレージまで、製品の持っている機能に違いはない。ハイエンドのFAS6000で利用できる機能は、エントリモデルのFAS2000 でも使える。また、ストレージの設定や管理はコマンドラインやWebブラウザで行うことも可能であるが、その方法やノウハウは各ストレージで共通となるため、ストレージ毎に異なる管理手法を習得する必要がない。

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Data ONTAPがもたらす複数のアドバンテージ

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この記事の著者

阿部 恵史(アベ ヨシフミ)

ネットアップ株式会社
マーケティング部
部長

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https://enterprisezine.jp/article/detail/2380 2010/07/07 07:00

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