東京都は2026年4月16日、「東京都データマネジメント基本方針」を策定したと発表した。
同方針の主な内容は以下のとおり。
基本的な考え方
同方針では、行政サービスが自然と届く都政へと変革し、「手続のための時間」を「暮らしや仕事の時間」へと変え、都民や事業者の手取り時間を増やすことを目指すという。
そのため、データを都民の貴重な財産であり「公共インフラ」であると位置付け、組織の垣根を越えて、安全に整備・管理・活用していくデータマネジメントを推進するとのことだ。
取組の方向性
データマネジメントは、都民や事業者の利便性向上に向けて、3つの方向性で取組を推進するとしている。また、AIを都政のあらゆる場面で活用していくにあたり、データマネジメントもAI活用を前提として実施するという。
取組の方向性(1)品質を意識したデータ整備
- データは、AI活用に適した標準化された形式と明確な定義で収集・作成
- データは、常に最新かつ正確であるよう品質を担保
取組の方向性(2)社会全体でデータ利活用
- 効率的にサービス品質を向上させるため、「東京都基礎情報データベース」などの整備済みデータを活用
- 都をはじめ、区市町村なども含めて組織の垣根を越えたデータ利活用に向け、データ連携する仕組みを活用
取組の方向性(3)安全性・透明性の確保
- 利活用の前提として、データを守り、都民のプライバシーを確実に保護
- 不正アクセス等の攻撃からの防御、都がデータを主体的に管理・運用できる環境整備を検討
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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