デロイト トーマツは、企業内に蓄積された業務知見や判断基準などの集合知を、AIが理解・参照できる知識体系(オントロジー)として整備し、データ基盤上のオントロジー層として実装するサービスの提供を開始すると発表した。
今回提供を開始するサービスは、個別クライアント向けにオントロジーを構築し、AIがそれらを踏まえて自律的に業務を実行できるようにするデータおよびデータ基盤の整備と運用の仕組み作りを支援するもの。同サービスにおいてデロイト トーマツは、ユースケース起点でAIエージェントが業務課題を正しく解くために必要な用語と意味構造に絞って整備するアプローチを提案するという。ユースケースをAIに委任する業務と、AIを前提とした業務プロセスを改革する領域に分類し、まずは短期的な成果が見込める領域でオントロジー構築を進め、より高度な業務の変革案件へと展開していくとのことだ。
同サービスは以下4つのステージで構成されているという。
- 業務のデジタル化:業務プロセスを整理し、AIが理解できる単位へ再構成する。既にデジタル化が進んでいる企業においても、AI活用を前提とした業務構造やデータ定義の見直しを行う
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オントロジーの構築:業務知見を「概念(現実世界の“もの・こと”を抽象化した分類の単位)」「属性(概念がもつ特徴や値)」「関係(概念同士のつながりや関連性)」「制約(データや関係に対して守るべきルール)」として知識体系に整理し、オントロジー層として定義する

- オントロジー層をデータ基盤に実装:セマンティックレイヤーに接続し、DWHや各種システムと連携することで、業務の文脈や関係性をデータ基盤上で表現し、AIが人と共通の業務知見として活用できる環境を構築する
- オントロジー層の継続的更新・改善:企業固有の知識や判断基準を蓄積・進化させることで、AIによる業務実行・自律化を推進、高度化を支援する
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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