SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

お困り日誌

#007 おでこに跡のつかないキーボード、私達みんなの願いです


おでこに跡のつかないキーボード、私達みんなの願いです


現代のIT戦士たちにとって、キーボードはすでに体の一部!
(メガネは、顔面の一部である人とそうでもない人がいます)

21世紀の頭脳労働者のPC入力機器全般へのこだわりは、
PC以前の時代における、万年筆に代表されるような
筆記用具へのこだわりを引き継いだものと見ることができ、
さかのぼれば有史以前、石器時代にはすでに
壁画を描くための石の材質や形に対する強いこだわりが
存在したといわれていますし、
結縄文字で知られるインカ帝国では、縄の材料の産地は
どこどこに限るといった暦作者のこだわりの蘊蓄が
数十メートルにわたって縄上に結び記されたものが
発見されています(*スペイン軍に燃やされたため現存しません)。

僕自身も、IT雑兵の端くれとして
理想の入力機器のイメージを明確に持っています。
それは、「キーの間に菓子くずが詰まらないキーボード」!

ある調査によれば、
キーボードにつまった菓子くずを食べて暮らすアリたちを
主人公にした絵本が、すでに全世界で134冊も
出版されているそうです。(*虚偽の情報です)
今やそれほどまでにポピュラーなキーボードの菓子くず問題!
でも、カバーとか防護フィルムを使うというのは
キータッチが変わるからイヤなんです!(こだわり)

理想は、アリの形をしたマイクロマシンが嬉しそうに(←ここ重要)
菓子くずを運んでいってくれる、
ハイテク生態系式のキーボードですね。
運びさられた菓子くずは、どこか人間の手のとどかない場所で
ひとつにまとめられ、しだいにジンジャーマンクッキーのような
姿に形作られてゆきます。キーボードに入り込む菓子くずを
「文明の垢」と呼べるならば、それはまさに現代の垢太郎。
顔はもちろんユーザーと瓜二つです。
完成すると立ち上がって歩きます。
おそろしい……ほんとうにおそろしい……

お気に入りのキーボードを枕に
きょうはそんな夢をみました。
 

          「お困り日誌」一覧はこちら 

 

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
お困り日誌連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

倉田 タカシ(クラタ タカシ)

「ネタもコードも書く絵描き」として、イラストレーション、マンガ、文筆業、ウェブ制作、Adobe Illustratorの自動処理スクリプト作成など、多方面で活動。
イラストの他に読み札も手がけた「セキュリティいろはかるた」はSEショップより発売中。
河出文庫「NOVA2-書き下ろし日本SFコレクション」...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/2781 2011/01/12 20:33

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング