SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

西脇資哲のEVANGELIST A GO! GO!

緊急地震速報アプリケーションまとめ

♯9


強震モニタで地震波よりも早く

さらにもうひとつのバックアップが最強「強震モニタ」である。

強震モニタとは防災科学技術研究所が行っている取り組みで、K-NETやKiK-netと呼ばれている。あまり知られていないが、全国約1,000カ所に約20kmの間隔で設置されたK-NETと、Hi-net観測点の地表と地中に設置されたKiK-netからのデータのモニタリングである。基本的にこれらの強震データは、地震ハザード・被害リスク評価などに役立てられているようだが、もちろんWebサイトを通じて自由に閲覧することができるのである。で、先ほどのURLをクリックして、2秒間隔、あるいは5秒間隔といった設定でモニタリング可能である。

などと書いている間にまた揺れたようだ
などと書いている間にまた揺れたようだ 

今回の揺れは緊急地震速報をともなっていない、よって「カエル」も反応しなければ、テレビで緊急地震速報が流れることもない。しかし、この強震モニタでは揺れが観測されている、と、ともに、先ほどのP2P地震情報でで「多くの参加者自身の手で」揺れが通知されている。

大きな地震が伝わる前に、地表の揺れをリアルタイムに感じ、さらに実際に地震を感じたことがこのように表示されるのである。しかも、かなりリアルタイム。地震波よりも早く伝わるのである。ただし、PCの前に居ればの話である。

次のページ
Windowsもがんばっています

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
西脇資哲のEVANGELIST A GO! GO!連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

西脇 資哲(ニシワキ モトアキ)

マイクロソフト株式会社 テクニカル・ソリューション・エバンジェリスト。 IT業界屈指のカリスマプレゼンター/デモンストレーター。日本オラクルで10年以上製品のマーケティングを担当。基本的にインターネット関連製品に軸足を置いている。パッケージソフトウェア開発経験、ISP起業経験あり。特技は弁当解説。趣味はカレー。日々のつぶやきはこちら https://twitter.com/waki

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/3102 2011/05/12 11:27

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング