「真のリアルタイムDWHを実現しているのはHANAだけ」
SAPジャパン リアルタイムコンピューティング推進本部長 馬場渉氏は「インメモリを謳うDWHは数多くあるが、真のリアルタイムDWHを実現しているインメモリソリューションはHANAだけ。しかもTCOは1/10以下」とHANAの競合優位性を強調、既存のSAP ERPやSAP BWの顧客に加え、新規顧客へのHANA導入を同サービスでもって積極的に図っていく姿勢を見せている。
インメモリデータベースであるHANAは既存のハードディスクをベースにしたデータベースとは大きくアーキテクチャが異なる。そのため、高速性やTCO削減といったインメモリのメリットは理解できるものの、ディスクベースのソリューションと比較して「技術者がいない」「実績が少ない」「企画立案がむずかしい」といった理由から、導入に躊躇する顧客も少なくなかった。
SAPジャパン フィールドサービス フィールドサービス営業本部 ゲームチェンジャー・サービス営業部 部長 吉田祐馬氏は「既存のRDBMSでは限界を感じながらも、インメモリに対する不安はいまだに大きい。"インメモリなら電源を切ったらデータが消えてしまうのではないか"といった誤解を抱いているお客様も少なからずいる。我々が今回提供するサービスはそういったお客様の不安を解消し、インメモリの良さを体感していただくためのもの」と新サービスの主旨を説明する。