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gからcへと進化したOracle Enterprise Manager/クラウド時代には統合管理ツールがITの主役になるかもしれない


クラウド時代、「運用管理の効率化」が極めて重要なキーワードに

日本オラクル株式会社 専務執行役員 三澤智光氏
日本オラクル株式会社
専務執行役員 三澤智光氏

 基調講演の最後に登壇した日本オラクル株式会社 専務執行役員 ソフトウェアライセンス事業 製品事業統括 兼 テクノロジー製品事業統括本部長の三澤智光氏は、クラウドの時代には、ハードウェアもソフトウェアも、その上のアプリケーションも含め、自動化し統合的に管理できることが必要であり、その上でプロアクティブな管理ができることが重要であるという。

 「SNMP(Simple Network Management Protocol)で管理できるような、ハードウェアの生き死にだけではソフトウェアは管理できません。ソフトウェアは生き物であり、風邪を引いているかもしれないし、アレルギーを持っているかもしれない、あるいはガンに犯されているかもしれません。これらを未然に察知し、予防していく必要があります」(三澤氏)

 現状、クラウドコンピューティングはそれを実現するために、特別な技術が必要なわけではない。既存技術の組み合わせで実現されているものがほとんどだ。ただし、規模が極めて大きかったり、マルチテナントでの利用となりこれまで考慮しなかった新たなセキュリティやサービスレベル管理が必要になったりする。そのような中、クラウドを使いこなしていくには、「運用管理の効率化」は極めて重要なキーワードとなるだろう。

 そう考えると、どちらかといえばこれまでシステムの付属品的な位置づけだったシステム管理ツールが、今後はむしろITによってユーザーの利益を生み出すための主役的な存在と、なっていくのかもしれない。

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この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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