1995年創業のシステムインテグレータは埼玉県さいたま市に本社を置く埼玉唯一の上場IT企業である。国産初のERPパッケージ「ProActive」を開発していたメンバーが創業し、翌年、国産初のECサイト構築パッケージ「SI Web Shopping」をリリース、業界トップクラスのシェアを獲得してきた実績をもつ。「初物が得意なパッケージ屋、という自信はたしかにあります」と語るのは創業メンバーのひとりで、現在も代表取締役社長を務める梅田弘之氏。以来、数々の国内初パッケージ製品を開発してきた同社だが、もうひとつの強力な定番商品が「S Object Browser(以下、ObjectBrowser)」、オラクル開発者などにとってはおなじみのデータベース開発支援ツールである。1997年に最初のバージョンをリリースして以来、GUI開発ツールとして圧倒的な支持を得ているObject Browserだが、その強さはどこに起因するのだろうか。梅田社長へのインタビューからObject Browserの魅力の一端をひもといてみたい。
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五味明子(ゴミ アキコ)
IT系出版社で編集者としてキャリアを積んだのち、2011年からフリーランスライターとして活動中。フィールドワークはオープンソース、クラウドコンピューティング、データアナリティクスなどエンタープライズITが中心で海外カンファレンスの取材が多い。
Twitter(@g3akk)や自身のブログでITニュース...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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