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Integration Services に導入されたプロジェクト配置モデル

プロジェクト配置ファイル

 プロジェクトを配置するには最初にプロジェクト配置ファイルを作成します。プロジェクトをビルドすると拡張子ispacのファイルが作成されます。このファイルがプロジェクト配置ファイルとなります。このファイルは Open Packaging Conventions(OPC) 形式となっていますので、ZIPファイルを扱うツールで内容を確認することができます。次の図はプロジェクト配置ファイルを展開したものです。

 プロジェクト配置ファイルに含まれるファイルはそれぞれ次のようになっています。

 • パッケージ ファイル (*.dtsx)
 • プロジェクト パラメーター (Project.params)
 • プロジェクト レベルの接続マネージャー ファイル (*.conmgr)
 • プロジェクトのマニフェスト ファイル (@Project.manifest)

 なお、[Content_Types].xmlファイルはプロジェクトに依存せず常に同じ内容のものです。拡張子.dtsx、.params、.conmgr や .manifestファイルがXML 形式のファイルであることが記載されています。

Integration Services カタログとプロジェクトの配置

 従来ではSSISのパッケージを配置する場合、 *.dtsx をファイルシステム上に格納しているシステムが多いのではないかと思います。もちろんシステムデータベースの msdb データベースに格納することもできます。プロジェクト配置モデルではSQL Server インスタンス上(Integration Servicesではない)の SSISDB カタログに格納されます。

 既定ではSSISDBカタログは作成されていませんので、プロジェクトの配置する前に事前に作成する必要があります。SSISDBカタログを作成するには、SQL Server Managemaent Studio(以下、SSMS)のオブジェクト エクスプローラーからSQL Serverデータベースインスタンスに接続します。そしてオブジェクト エクスプローラーの「統合サービスカタログ」ノードを右クリックして、メニューから「カタログの作成」を選択します。SSISDB カタログを作成すると SSISDBデータベースが作成されます。このデータベースは暗号化されています。暗号化に必要なデータベースマスターキーを保護するためのパスワードをSSISDBカタログ作成時に指定する必要があります。

 SSISDB カタログ作成後にフォルダを作成します。「統合サービス カタログ」ノードを展開し「SSISDB」カタログの右クリックメニューから「フォルダの作成」を選択します。このフォルダはセキュリティで保護可能なオブジェクトになっています。

 フォルダを作成したらプロジェクトを配置します。配置には Integration Services 配置ウィザード、ストアド プロシージャcatalog.deploy_projectを使用します。catalog.deploy_project ストアドプロシージャは SSISDB データベースに含まれています。IntegrationServices配置ウィザードは作成したSSISDBカタログの「フォルダ」ノードを展開し、「プロジェクト」ノードを右クリックし、メニューから「プロジェクトの配置」を選択して起動します。配置ウィザードでは .ispacファイルを指定します。また、SSDTから直接接続できるSQL Server インスタンスであればSSDTからも配置が可能です。

 配置されたプロジェクトは「プロジェクト」ノードを展開すると確認することができます。配置したプロジェクトのノードを展開すると含まれているパッケージを確認することもできます。

また、SSISDBカタログに配置されるプロジェクトは既定でバージョン管理が行われます。既定でプロジェクトごとに最大10個のバージョンが保存されるようになっています。この設定はオブジェクトエクスプローラーのSSISDBカタログノードを選択し、右クリックのメニューからプロパティを選択します。全般タブの「プロジェクトごとのバージョンの最大数」から変更することができます。

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パッケージの実行

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この記事の著者

坂輪貴行(サカワ タカユキ)

  日本マイクロソフトの Premier Field Engineering 部にて、SQL Server ユーザーの支援を行う。前職はシステム エンジニアであり、長く Sybase を使用したプロジェクトに従事。業界歴 14 年の月一ゴルファー。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://enterprisezine.jp/article/detail/4002 2012/06/07 00:00

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