「PostgreSQLは、他の製品とは大きく異なります。所有している企業が存在しない、まさにオープンソースそのものなのです」―2012年11月30日、都内で開催された日本PostgreSQLユーザ会主催のカンファレンスイベント「PgDay 2012 Japan」の基調講演を行ったマグナス・ハガンダー氏、まずはPostgreSQLが多くのオープンソースソフトウェアと異なり、開発コントロールを行う企業がいないことを強調した。もちろん、方向性や開発に関わっている企業はいる。とはいえ、それは個人でそれらに関わっているのと同様の立場であり、誰かが命令し方向性が定まるわけではない。PostgreSQLでもっとも重要なのが、コミュニティ。「コミュニティの価値がもっとも高い」とハガンダー氏は言う。
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谷川 耕一(タニカワ コウイチ)
EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...
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