今年1月に、米国ラスベガスで開かれた世界最大の家電市「2014コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」では、多くのウェアラブル端末が出展された。メディアでは「ウェアラブル元年」と報道されるなど、新たな市場への期待が膨らんでいる一方、プライバシーに対する懸念も聞かれるようになった。今回は、ウェアラブル端末を例に、揺籃期(ようらんき)にある製品・サービスにおけるプライバシー保護のあり方について考える。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
小林 慎太郎(コバヤシ シンタロウ)
株式会社野村総合研究所 ICT・メディア産業コンサルティング部 兼 未来創発センター 上級コンサルタント専門はICT公共政策・経営。官公庁や情報・通信業界における調査・コンサル ティングに従事。情報流通が活発でありながら、みんなが安心して暮らせる社会にするための仕組みを探求している。著書に『パーソナルデータの教科書~個人情報保護からプライバシー保護へとルールが変わる~』(日経BP)がある。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア