“IBM as a Service”としてソフト、ハード、サービスを提供する
続いて登壇したIBMのGlobal Technology Services SVPのErich Clementi氏は、クラウドの進化とビジネスの可能性について次のように語る。
「クラウドは新しいビジネスを発明するための新しい成長エンジン。クラウドを使わないとビジネスにイノベーション起こらない。たとえば、インドの企業は自分たちの成長のためにSoftLayerのクラウド・ケイパビリティーを使い、IBMのアナリティクス・モバイルソリューションを使っている。また、コンチネンタルは、新しいマーケットにクラウドを使って挑戦している素晴らしい例だ」(Clementi氏)
また、Clementi氏はIBMのクラウド戦略に対して次のように述べた。
「これまでクラウド技術を使ってIBMのケイパビリティーをビルドアップしてきた。2007年以降、70億ドル以上かけて16のクラウドカンパニーを買収。IBMでは何千人ものクラウドのエキスパートを抱えている。また、1500のクラウド特許と40のデータセンターを保持している。さらに、グローバル・クラウドを大幅に拡充するため、12億ドルを投資し、2014年の夏までに実行する予定だ。クラウドのポートフォリオをしっかり作り、エキスパートを起用し、“IBM as a Service”としてソフトウェア、ハードウェア、サービスを提供し、IBMのケイパビリティーを拡張していく」(同氏)