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NEC、ユーザビリティの客観的な評価方法を開発

 NECは6日、システムのユーザビリティを定量的に計測するチェックリスト評価法を構築したと発表した。同社では既に実際の製品に適用して、有効性についての実証を終えている。

 同評価法は、同社が京都産業大学と連携して構築したもので、ユーザビリティを計測するために準備された項目ごとに評価手順や判定基準を詳細化したチェックリストと、用語定義集、事例集から構成される。

 各項目では「学習し易さ」「エラーの少なさ」「記憶し易さ」「効率性」の4つの観点によるウェイトを設定しており、評価者の知見や裁量によることなく、システムのユーザビリティを評価することができる。

 京都産業大学で評価実証を行ったところ、ユーザビリティに関して知見を持たない初心者による評価結果の7割以上が熟練者による評価結果と一致。さらに3名以上の複数で使用・協議することにより9割が一致するという見通しを得ることができたとしている。

 また、同社製品を含むシステム運用管理製品の評価に適用した結果、「学習し易さ」「エラーの少なさ」「記憶し易さ」「効率性」の4つの観点における各製品の特徴が確認できたという。

 同社では今後、同評価手法を社内で広く展開し、自社製品のユーザビリティ向上を図るとともに、社外にもチェックリストを公開することで本手法の客観性をより一層向上させていくとしている。

 なお、今回の実証結果については、11月7日に立命館大学情報理工学部(滋賀県・草津市)で開催される「第51回ヒューマンインターフェース学会研究会」において発表する予定だ。

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この記事の著者

緒方 啓吾(編集部)(オガタ ケイゴ)

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https://enterprisezine.jp/news/detail/832 2008/11/06 12:24

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