2016年10月24日、米国ラスベガスで「IBM World of Watson 2016」が開幕した。このイベント、昨年までは「IBM Insight」と呼ばれていたもの。アナリティクスのツールやそのインフラであるデータベースなどの話題が中心となっていた。昨年くらいからコグニティブ関連、つまりはWatsonの話題がぐっと増えており、今年は名実ともにWatsonのイベントとなったようだ。この名称になった背景にはIBMの製品、サービスのブランディング変更も関係しているかもしれない。IBMでは製品、サービスのブランドを、コグニティブ関連の「Watson」とクラウドの「Bluemix」という2つに収れんしているのだ。
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谷川 耕一(タニカワ コウイチ)
EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...
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