SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

週刊DBオンライン 谷川耕一

クリエイティブ、ドキュメント、エクスペリエンスを支えるADOBE SENSEI


 IT業界に身を置いていると「デジタル変革」という言葉が、ここ最近頻繁に飛び込んでくる。デジタルという言葉自体は新しいものではない。ERPアプリケーションなどで定型の業務プロセスをデジタル化する取り組みは、すでに20年以上前から行われている。今やビジネスのほとんどのシーンでITを活用するようになり、改めて企業をデジタル化する動きが加速している。そのような中で、世界を動かすデジタル体験を提供することを企業ミッションとしているのがアドビシステムズだ。

アドビはAdobe I/Oを活用しデジタルエクスペリエンスのためのオープンなエコスステムを構築する

アドビのプレジデント兼CEO シャンタヌ・ナラヤン氏
アドビのプレジデント兼CEO シャンタヌ・ナラヤン氏

 「世界を動かすデジタル体験を」というアドビのミッションは、35年間一貫しているものだと語るのはアドビのプレジデント兼CEO シャンタヌ・ナラヤン氏だ。アドビは人々に素晴らしいデジタル体験をしてもらうことで、企業のデジタル変革をサポートする。

 そのためのアプローチとして、まずクリエイティブのビジネスを考え直した。単に素晴らしいクリエイティブを容易に作れるようにするだけでなく、Adobe Creative Cloudを提供するタイミングからユーザーが作り上げたクリエイティブを使ってどのように収益化すればいいかまでを、ソリューションとして提供するようになったのだ。

 さらに、作ったクリエイティブをさまざまなデバイスを選択してその上で利用できるようにもしている。これが新たな市場を生み出しており、そこに大きなビジネスチャンスが生まれている。デジタル化が進む世界においては、コンテンツとデバイスの爆発的な拡大があり、その中でどのようなエクスペリエンスを顧客に与えることができるかで、ビジネスの優劣が決まる。

 「パーソナル化した体験を顧客との全ての接点で提供したいと企業は考えます。そのような企業が、顧客の真のパートナーになれるようにするのがアドビです。企業が市場リーダーになれるかどうかは、パーソナル化した体験を提供できるかどうかにかかっています」(ナラヤン氏)

 もちろんアドビは、クリエイティブの領域では明らかにリーダーだ。さらにPDFを活用するAdobe Document Cloudでは、Documentのワークフローの世界を紙からデジタルに移行するサポートをしている。それらに加え、Adobe Marketing Cloudから始まりAdobe Experience Cloudへと拡充したサービスでは、デジタル・エクスペリエンスの自動化をしている。

 Adobe Creative Cloud、Adobe Document Cloud、Adobe Experience Cloudという3つのサービスが、ばらばらに存在するのではなく、互いに連携して利用できるのがアドビの強味だとナラヤン氏。そしてこれらのサービスを賢く連携させるためにあるのが、AI、機械学習のフレームワークであるADOBE SENSEIだ。

 多彩なクリエイティブを生み出すのにAdobe Creative Cloudを利用し、それらの中からADOBE SESEIを活用して個々人に最適なものを自動で選んび、Adobe Experience Cloudの機能を使ってタイムリーに提供できるようにする。こうして最高のパーソナル化したデジタル体験をアドビは提供するのだ。

次のページ
Adobe Experience Cloudに足りないところをエクスペリエンスの共有言語で補う

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
週刊DBオンライン 谷川耕一連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/9828 2017/09/25 16:02

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング