著者情報
執筆記事
-
2021/11/01
「日立とマイクロソフトは似ていておもしろい」 澤円氏がLumadaで描きだす新たなフィールド
2021年3月に日立製作所(以下、日立)のLumada Innovation Evangelistに澤円氏が就任した。同氏の前職は、外資系の日本マイクロソフト。自由闊達なイメージの澤氏が日本の大企業である日立にエバンジェリストとして就任したこともあり、驚く人も多かったのではないだろうか。そこで澤氏を訪ねて、就任に至るまでの経緯をはじめ、現在の役割やDX、セキュリティ、日立を通じて今後どのような活躍を考えているのかを伺った。
-
2021/10/29
ハードウェアだけじゃない! “全システムの一貫性”を担保するHPE流セキュリティ展開戦略
ハードウェアベンダーとして、先陣を切ってas-a-service(アズ・ア・サービス)全面導入を発表したヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)。「“Age of Insight(洞察の時代)”がやってくる」という考えの下、エッジからクラウドまでのデータ活用プラットフォーム戦略を進める同社にとって、サイバーセキュリティはあらゆる領域の根底に存在しているという。シリコンレベルのセキュリティを製品に標準搭載して提供しているほか、ハードウェアの域を超え、さらに上位のレイヤーであるワークロ...
-
2021/10/22
マルウェア感染を仮想化技術で完全に封じ込める、次世代エンドポイントセキュリティ
ゼロトラストの実現にはエンドポイントセキュリティの強化が重要だと言われており、EDRをはじめ様々な製品・サービスが提唱されている。しかし果たして、本当にこれらだけで十分なセキュリティレベルを担保できるのか? 日本HPでは現在「アプリケーションの隔離と封じ込め」の技術を使ったユニークな製品で、これまでになく強力なエンドポイントセキュリティの実現を目指しているという。
-
2021/10/22
DX推進と表裏一体のセキュリティ対策 ゼロトラストやSASEを見据えたNetskopeの解決策
データは増え続け、テクノロジーは進化し続ける。データが増えることで、保存場所や使用方法が多岐にわたるようになれば、自ずとセキュリティの懸念も増していく。SASEのリーダーを目指して急進しているNetskope Japanの白石庸祐氏が最新鋭のデータ保護ソリューションについて解説し、Netskopeに詳しい東京エレクトロンデバイスの松村 光敏氏が実際の運用における課題と対策について語った。
-
2021/10/20
名和利男氏が探る「サイバー攻撃における“変化の中心”」 潮目の変化を見落とさないための対策とは
サイバー攻撃は日々進化しているが、その変化の中心は「技術と手法」から「戦略と仕組み」に移り変わってきているという。サイバー攻撃者は研究を続けており、セキュリティ対策の手法も知り尽くしている。その上で、対策の盲点を突いた攻撃を行うため、セキュリティ対策をする側も変化を適切に捉えて対策手法を変えていく必要がある。ここでは、「Security Online Day 2021」でのサイバーディフェンス研究所の専務理事 上級分析官である名和利男氏のセッション「サイバー脅威の変化に適合しない『戦略と対策を...
-
2021/10/14
「攻撃者はシステムではなく人を狙う」高度化するメールからのサイバー攻撃の最新動向と対処法
セキュリティ対策の技術は年々進化すれど、サイバー攻撃は防衛をすり抜けるように巧妙さを増している。特に人間の脆弱性が狙われているところに警戒したい。たとえばメールを受信しただけでは何も起こらないものの、ユーザーがURLをクリックしてしまう、あるいは添付ファイルのマクロを有効にしてしまうなど、攻撃者にはめられてしまっているようなものだ。人間を中心に考え、セキュリティ業務の自動化と効率化を実現するプルーフポイントのソリューションを詳しく解説する。
-
2021/10/14
「セキュリティは経営課題」統制、協創、自分ゴト化で取り組む日立のサイバーセキュリティ戦略とは
「ポストコロナ時代のセキュリティ生存戦略」とのテーマで開催された「Security Online Day 2021」。同イベントでは株式会社日立製作所 情報セキュリティリスク統括本部 情報セキュリティ戦略企画本部 本部長の村山 厚氏が、「サイバーレジリエンス強化への取り組み」と題する講演を行った。コロナ禍で大きく働き方が変わり、今後のセキュリティのありかたも大きく変革が必要となっている。そのような中、ネクストノーマルな社会に向け日立で取り組んでいるサイバーレジリエンス向上のためのサイバーセキュ...