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FileMakerは一人ひとりの生産性向上を支援するパーソナルなデータベース 石井社長に聞くFileMakerの日本市場戦略とは?

  2010/06/16 07:00

パーソナルデータベースの草分けとして知られるFileMaker。その日本法人であるファイルメーカー株式会社の新しい社長に、2010 年3月に石井元氏が就任した。長年マーケティングや事業開発分野でマネジメントのキャリアを積んだ石井氏に、日本市場への取り組みや最新バージョン「FileMaker Pro 11」への期待を語っていただいた。

就任してまず取り組んだのは、社員やパートナーそしてユーザーの声を聞くこと


ファイルメーカー株式会社代表取締役社長 石井 元氏

―まず、石井様のご経歴を簡単にお聞かせいただけますか。

 外資系のコンサルティングファームでキャリアをスタートさせ、米国のビジネススクールでMBAを取得した後、モトローラやマイクロソフトなどでセールス・マーケティングや事業開発のマネジメントに携わってきました。ビジネススクールの同級生は、金融関係の業種を希望する人が多かったのですが、私はモノを作って売る方に興味があったのです。

 また外資系の会社での経験が長く、外資と日本のお客様とのアライアンスを作るのが得意だと自負しています。以前いたソフトウェア会社でも、日本法人の立ち上げをエンジニアと2 人だけで始めて、かなりの規模まで成長させたのですが、自分でも事業の立ち上げが好きなのだと実感できる成果を出せました。

― 社長に就任されてまだ間もないですが、経営トップとしてまず着手されたのはどんなことでしたか。

 社長とは言ってもまったくの新人ですから、就任の時点では自社のことを一番知らないのが私と言ってもよいほどです。そこで最初の1 週間は、社員全員と一対一の面談に時間を割きました。各人の経歴やスキルなどはもちろん、今抱えている課題や困っていることなどを聞き取り、スタッフが何を考えているのかを理解することに努めたのです。その後、新製品FileMaker Pro 11 の発売が一段落ついてから、今度は社外の方々のお話を伺いに回りました。ビジネスパートナーの開発者やディストリビューター、そしてエンドユーザーの皆様を訪問してお話を聞かせていただいたのです。

― 初めてFileMakerに対する外部の方の声をお聞きになって、どんな印象を受けましたか。

 非常に熱心なファンが多いのに驚きました。予備知識としては知っていたつもりでしたが、実際に皆様の声を聞いて改めて実感しましたね。仕事で必要だというだけでなく、FileMaker自体が好きとおっしゃる方が大勢います。熱心な方は開発者、エンドユーザーを問わず、手弁当で説明会などを開いて自主的に製品を広めてくださっています。当社の米国本社はApple 社の子会社ということもあり、かつてMacで培われた草の根ユーザー的な伝統が生きているのかもしれません。いずれにせよ、こういう方々に支えられている製品なのだというのを強く実感させられました。

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