NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)が提供する「Smart Data Platform」(以下、SDPF)が、鹿島建設(以下、鹿島)のデータマネジメント基盤として採用され、9月より全社での本格運用が開始されたことを発表した。
SDPFの導入により、複数のクラウドサービス上に分散していたデータを一元的に連携・統合可能となり、組織横断的なデータ利活用が可能になったとしている。具体的には「FIC」により、鹿島が利用する複数のパブリッククラウドサービスをセキュアかつ柔軟に接続できるマルチクラウド接続基盤を提供。社内外に点在する経営データ、IoTデータ、オープンデータ、BIMデータなどを「インフォマティカ」によりデータ連携・統合させることで、SDPF上で組織横断的なデータの利活用を可能にしたという。

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今後NTT Comは、鹿島が取り組む「次世代の建設生産システム(鹿島スマート生産、自動化建設生産システム)」のさらなる進化に向けて、SDPFをはじめとした各種サービス・ソリューションの提供を通じて貢献。建設業界のみならず、さまざまな業界でDXやデータドリブン経営の実現に取り組んでいくとしている。
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