IDCフロンティアは、同社の東京府中データセンターに、GPUやHPCサーバーなど超高発熱機器の高集積に対応する「高負荷ハウジングサービス」を3月8日から提供開始した。

IDCフロンティアは、GPUやHPCサーバーの集積に対応可能な高電力供給と、安定した冷却性能を併せ持つ「高負荷ハウジングサービス」を、東京府中データセンターの専用フロアに構築。リアドア型空調機を搭載した専用ラックを、排気面が内側になるように2架列単位で配置したモール構成により、モール内で排気を一つに混合(ミキシング)する気流システムを実現したという。これにより、リアドア型空調機の運用上の懸念点であった故障時の冗長性を確保し、IT機器を安定稼働できる耐障害性の高いサービスを提供するとしている。

なお、「高負荷ハウジングサービス」の専用ラックには、NTTファシリティーズのリアドア型空調機「CyberAir」を採用しているという。
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