SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

日立と仙台市、下水道管路施設の設計・施工業務で共同研究 デジタル技術を活用し工期短縮を目指す

 日立製作所(日立)は、仙台市と、下水道管路施設の設計・施工業務の効率化に向け、レーダーやAI解析などデジタル技術を用いた共同研究を開始した。

 仙台市では、下水道管路施設の老朽化にともなう道路陥没などの事故発生を未然に防止するため、デジタル技術を活用し、年々増加する施設の点検調査や改築工事の効率化の検討が進められてきた。

 今回の共同研究は、仙台市内の下水道管の移設工事を対象に、埋設物の位置や寸法などの情報を可視化・管理する日立の「地中可視化サービス」を活用し、設計・施工業務の効率化を検証。設計段階での高精度な既設埋設物情報の可視化により、工期短縮や職員の業務負荷軽減を目指すという。

 具体的には、工事現場となる道路における下水道管路の図面などの情報を、同サービスのプラットフォームに集約する。また、現地調査でレーダー探査装置から取得する地中の画像をAI解析で可視化した3次元データを統合し、埋設物情報を拡充するという。管路情報が適正化され、精度が高い設計図を効率的に作成可能になることによる追加試掘・設計変更の抑制効果や、業務試行を通じた費用対効果などを検証するとしている。

共同研究の概要
[画像クリックで拡大表示]

 日立は今後、仙台市との共同研究で培ったノウハウを生かし、サービス機能の拡充や、自治体が導入しやすいサービスモデルの確立、民間企業への展開を進めていくという。

【関連記事】
阪急阪神HD、DXプロジェクトの顧客管理に「SAP Customer Data Cloud」を活用
東急、観光案内DXに向け7月20日から静岡県内でAIコンシェルジュサービスを実証
リクルートとGMOグローバルサイン・HDが業務提携を発表 不動産業界のDX推進を目指す

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/16363 2022/07/22 17:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング