AI insideは、ダイワボウ情報システム(以下、DIS)とディストリビューター契約を締結したことを発表した。
同契約の締結により、AI insideが現在取引しているパートナー約90社に加え、DISのパートナー約19,000社を通じてAI-OCRサービス「DX Suite」を全国各地のエンドユーザーへ展開することが可能になるとしている。
DX Suiteは、AI inside独自開発の“文字認識AI”を搭載したAI-OCR「Intelligent OCR」と、帳票を同一フォーマットごとに仕分ける「Elastic Sorter」の機能を搭載したデジタルデータ化サービスである。
AI insideは12月1日より、DISのサブスクリプション管理ポータル「iKAZUCHI(雷)」にDX Suiteを掲載し、同社のパートナーによる取り扱いを開始するとしている。iKAZUCHI(雷)は同社のパートナー向けシステム。多様化するサブスクリプション型のクラウドサービスの注文工数を削減し、月額や年額の継続型ストックビジネスの契約や契約者の一元管理ができるという。
AI insideは今後、DX Suiteに生成AIを活用した各種新機能を追加し、これらを「DX Suite Extensions」として、2023年12月以降に順次提供していく予定だとしている。また、AI insideの各種サービスとDISが取り扱う各種SaaS関連商材との新たな連携ソリューションの提供も計画しているとのことだ。
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