「Concord」は、グローバルなクラウドとの連携、統合に必要なあらゆる機能を提供することを目的にしたサービスだという。インターネット等の汎用的な技術との親和性を確保し、最先端の技術を融合させているほか、企業の要求に応える豊富な接続性やセキュリティ、コンプライアンス機能を標準で装備しているという。
「Concord」を利用することにより、オンプレミスとパブリックやプライベートクラウドを組み合わせて利用するハイブリッドクラウドや、複数のクラウドを組み合わせて利用するマルチクラウド(インタークラウド)などのIT環境を低価格かつ迅速に構築することが可能だとしている。また、サービス提供事業者は、クラウドの多様性を確保できるほか、サービス利活用の促進から新たなる付加価値の創出、さらには世界に向けた新しいサービスの開発と提供が可能になるという。
発表によると「Concord」の概要は次の通り。
・数百種類以上のオンプレミス、クラウドに標準対応
オンプレミスとクラウド、複数クラウド間の連携、統合に特化したサービス。1つのサービスでAmazon、Google、Salesforce、Microsoft、Oracle、IBM、SAP、NetSuite、SuccessFactors、Taleo、IIJなど世界の主要なアプリケーション、サービスの数百種類に標準対応。
・タイムスタンプ機能など
第三者機関による電子データに対する正確な日時情報の付与から電子データの存在証明と非改ざん証明を行うタイムスタンプ機能のほか、ロールベースのアクセスコントロール、ユーザーおよびシステムアクティビティのログ記録などを実現。
・再利用性を高めることで低価格を実現
OSや仮想化ソフトにはOSを採用。また、プロビジョニングツールや運用、監視を自動化する管理ツールを自社で開発することで、運用管理を大幅に効率化。さらには、コネクタ(各種クラウドからデータの読み書き)からスクリプト(クラウド連携の定義情報)までを標準化、再利用化することで1社週30万円からの価格設定を可能に。
・週単位の柔軟な契約形態
SaaS型サービスであり、必要なときに必要なリソースだけを利用することが可能。契約形態も週単位と柔軟な仕組みを採用。
■ブリスコラのWebページ
http://concord.briscola.jp/