「Oxygen Cloud」は、2011年5月にリリースされて以来、すでに7,000社の企業で利用されているクラウドサービスだという。このたびベータ版が公開された「Oxygen Cloud」は、サービスの日本語化を施したもの。日商エレでは、パブリックベータを通じて不具合や改善点の報告、意見を募りたいとしている。
「Oxygen Cloud」は、Windows、Macなどのほか、iPhoneやiPad、Android端末といったスマートデバイスからもアクセスできるという。大規模なシステム設計・構築を必要としない「サービス」として提供されるため、最小の初期投資と時間で利用開始できることが特徴だという。
発表によると、「Oxygen Cloud」の特徴は次の通り。
・データおよび通信のセキュリティ
データの保存先になるストレージ内、およびエンドユーザーが利用するスマートフォンなどのエンドデバイス上のファイルはすべて暗号化(AES256ビット)。また、ストレージからエンドデバイス間のネットワーク通信も暗号化(SSL)されて送受信。
・IT管理者によるアクセスコントロール
IT管理者は、ユーザーごとのアクセス可否の設定と、フォルダへのアクセス権限(読み取り、書き込み権限)を付与することで、ユーザーのアクセスコントロールが可能。また、「Oxygen Cloud」のアカウントは、企業内ネットワークに設置されたディレクトリサービスと連携可能。
・データ保存には社内のストレージも利用可能
データ保存先となるバックエンドストレージには、パブリッククラウドストレージのほか、企業がすでに保有しているオンプレミスのストレージシステムも利用可能。
パブリックベータは、「Oxygen Cloud」の日本語ホームページで登録することにより試用できるという。
■「Oxygen Cloud」のWebページ
http://oxygencloud.jp/