「DataSpider Servista」は、企業内のデータ連携の開発・運用のプラットフォームとして、豊富な種類のデータ連携アダプタに加え、8つのパブリッククラウド(AWS、Salesforce.com、Google Apps、Microsoft Azure、kintone、Cloudn、ニフティクラウド、BIGLOBEクラウドホスティング)と連携するアダプタを提供している。
AWSアダプタとしては、S3、RDSとの連携アダプタ、またSimple DB、EC2のコントロールを行う機能を提供してきたという。
今回、クラウド活用ニーズに対応するために、次のように機能拡張を行うという。なお、この機能拡張に関しては、2004年より「DataSpider」を使用したデータ連携の導入支援を開始したテラスカイ、さらにAWSのインテグレーションを専業とするサーバーワークスと3社共同で開発に取り組んでいるとしている。
発表によると、機能拡張の概要は次のとおり。
1. Amazon Redshiftアダプタの追加
Amazon Redshiftへデータロードを行うAmazon Redshiftアダプタを追加。
2. Amazon SQSアダプタの追加
Amazon SQSとメッセージの送受信を行うAmazon SQSアダプタを追加。
3. Amazon RDSアダプタの機能強化
Amazon RDSのOracle、SQL Server、PostgreSQLの最新バージョンに対応。また、リポジトリDBで、Amazon RDSのOracle、SQL Server、PostgreSQL、MySQLの最新バージョンに対応。
4. Amazon S3アダプタの機能強化
Amazon S3アップロード時のサーバーサイド、クライアントサイド暗号化に対応。ファイルを分割してAmazon S3にアップロードするマルチパートアップロードに対応。
【関連リンク】
「DataSpider」のWebページ
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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