「NEC Cloud IaaS」は、NECおよびスミセイ情報システムが新規に構築するグループウェア機能、インターネット接続機能、端末セキュリティ機能の基盤として活用される。
これらの機能は、スミセイ情報システムがグループ会社向けに2015年4月からプライベート環境のサービスとして提供する予定になっている。
これにより、住友生命はグループ8社約3,000名のIT環境を共通化し、セキュリティ対策の強化や均質化、システム運用の効率化を実現すると共に、サービスを利用するグループ会社の増加などに応じた柔軟なシステム拡張を実現するとしている。
導入される共通IT基盤の特徴は次のとおり。
1. サービスの共通IT基盤として「NEC Cloud IaaS(HA)」を採用
共通基盤上でNECが金融機関に必要なセキュア機能(メール蓄積、添付ファイル付きメールの外部発信時の上司承認など)を付加したグループウェア機能とインターネット接続機能(URLフィルタリング、ウイルスチェック含む)を提供。
また、スミセイ情報システムが端末セキュリティ機能(端末認証、ウイルスチェックなど)を開発し、スミセイ情報システムがこれらの機能をグループ企業向けにプライベート環境のサービスとして提供。
2. 柔軟なシステム拡張や安全なサービス利用が可能
「NEC Cloud IaaS(HA)」は、サーバリソースの使用量を必要に応じて迅速かつ容易に増減可能なため、今後サービスを利用するグループ会社や業務機能が増えた際にも柔軟なシステム拡張が可能であり、コストの最適化を実現。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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