今年の夏は過去例を見ないほどの猛暑だったようですね。東京の電力需要も中越沖地震による原子力発電所の稼動停止によって、想定外の状況に追い込まれ猛暑による電力需要を乗り切るのは大変だったようです。ERP導入プロジェクトも当初想定もしていなかった事態が生じて暑さも吹き飛ぶほどの迷走プロジェクトにはまってしまうケースが良くあります。今回は、初めてERPを導入する企業が良く嵌ってしまうパターンのひとつ“導入範囲を想定以上に広げることがリスクとなる”という失敗事例についてご紹介します。
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鍋野 敬一郎(ナベノ ケイイチロウ)
米国の大手総合化学会社デュポンの日本法人に約10年勤務した後、ERP最大手のSAPジャパンへ転職。マーケティング、広報、コンサルタントを経て中堅市場の立ち上げを行う。2005年に独立し、現在はERP研究推進フォーラムで研修講師を務めるなど、おもに業務アプリケーションに関わるビジネスに従事している。
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