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リアライズが語ったデータマネジメントを軸としたDX推進の心得

リアライズ 櫻井 崇氏 講演レポート

 新型コロナウイルスによって新常態における新たなビジネス構築が迫られる中、多くの企業が競争優位性を確保するためDX推進へ高い意欲を見せている。さらに近い将来には5GやIoTなどデジタル技術の進化で、バーチャルなアセットマネジメントなども近い将来に実現すると思われる。そうした中で、DXによるビジネス改革を実現する重要なカギとなるのが「データの活用」であり、そのために不可欠なのが「データマネジメント」だという。なぜ必要なのか、どのようなことが可能なのか。株式会社リアライズ取締役の櫻井 崇氏が解説した。

「データマネジメント」に不可欠な戦略策定と人的要素の整備

<p>株式会社リアライズ 取締役 櫻井 崇氏</p>

株式会社リアライズ 取締役 櫻井 崇氏

 NTTデータの社内ベンチャーとして立ち上がり、独立後20年間にわたってデータマネジメントを専業としてきたリアライズ。自動車メーカーやカタログ通販会社、IT機器メーカーなどと幅広い顧客に対し、データマネジメントの定着化支援から顧客データの整備・管理支援など多岐にわたってサービスを提供してきた。社内で運用できるよう施策設計を行って担当者の教育を行う場合もあれば、アウトソーシングとして運用代行を引き受けることも多い。既存のデータを分析や活用に”使えるようにデータの品質改善をすること”を提供しているが、その改善したデータ品質を維持運用するためのアセットマネジメントの提供を最大の強みとしている。

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 顧客の多くは「データの活用」を求めてくるが、その入り口として必須なのが顧客データや商品データの整備を行い、データ品質を高める「データマネジメント」だ。これによりデータを正しく効果的に利活用するためのベースを作ることができる。また、そのデータ品質を維持するアセットマネジメントを行うことで、データの資産価値を向上させることができる。これらを機能的に実施するために顧客内のチーム編成を支援することもあるという。櫻井氏は「データの品質を上げるというのは、すべてのデータを担保するということではない。分析に必要な最低限のデータを使えるようにすることが成功のポイント」と説明する。

 そうしたデータ活用の課題を解決するためには、社内に対する「マインド教育」や「役割や体制」づくり、データカタログや監視ルールなどを策定する「ルール・プロセス」、それに基づく「ツール」の選定など、人的要素を鑑みながら、「データ統合計画」としてデータ戦略を策定することが重要だ。櫻井氏は「戦略こそが最も重要で、顧客企業にも一番初めに『何がしたいのか』『何が見たいのか』『どんなものに効果があるのか』を明らかにしていただくことをお願いしている。もちろんモデリングなど部分的な支援も行うが、戦略ありきでなければ正しくデータを活用する仕組みを構築するのは難しい」と語った。

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日本企業のDXで期待されるハードとソフトの融合価値

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この記事の著者

伊藤真美(イトウ マミ)

フリーランスのエディター&ライター。もともとは絵本の編集からスタートし、雑誌、企業出版物、PRやプロモーションツールの制作などを経て独立。ビジネスやIT系を中心に、カタログやWebサイト、広報誌まで、メディアを問わずコンテンツディレクションを行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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