セキュリティ以外にも光る、Exadata Cloudの強み
プライベートクラウド、パブリッククラウドで利用できるExadata Cloudは、ISMAPなどの情報システムが守るべき法制度、ガイドラインに多数準拠しており、機密性、完全性、可用性の高いサービスとなっている。ISMAP以外にはISO、PCI DSSなど複数の認証制度に準拠した証明書を取得している。そのため「Exadata Cloudにリフトするだけでも、主要なセキュリティ要件に準拠したシステムが手に入ります」と寄川氏は言う。
その上でExadata Cloudでは、他のクラウドデータベースサービスでオプションとなるDatabase VaultやData Redactionの機能も標準で利用できる。ハードウェアも共有ではなく顧客単位で占有となっており、競合が発生する心配もない。
セキュリティ以外にもExadata Cloudでは、2台以上のDatabase Server、ストレージの3重化もなされており、極めて高い可用性となっている。サーバー同士を接続する内部ネットワークも100GbpsのEthernetに加えて独自のRDMA(Remote Direct Memory Access)技術で、従来よりも高い信頼性と高速性を両立したものとなっている。
SQL処理の一部をオフロードするインテリジェント・ストレージ・サーバー、1.5TB以上の永続メモリによるディスクキャッシュ機能などで極めて高いIO処理性能も発揮する。さらに、スケールアウトやシステム統合にも柔軟に対応できる。「Exadata Cloudを採用することで、非常に高いセキュリティかつ高性能なデータベースシステムを構築できます」と寄川氏は言う。
クラウド化に必要な要素を網羅したアシストの技術支援サービス
アシストでは、クラウド化に必要な要素を網羅した技術支援サービスを提供している。検討段階ではアセスメントやPoC、要件確認や整理、設計などの支援サービスがある。そこから実際の環境構築、テスト、データベースの移行も支援可能だ。
カットオーバー後にはクラウドのさらなる活用やサポートサービスも提供する。アシストには170名のサポート専任スタッフがおり、24時間365日の問い合わせ対応の体制がある。
また、クラウドマネージドサービス(ACMS)もある。こちらはACMSの顧客に対し、運用が変わったことでの不安、悩みどころにアシストのサポートセンターが一括で回答するものとなっている。寄川氏はOracle Cloudに興味を持ったならば「ぜひ問い合わせしてほしい」と話を締めた。
Oracle Cloud、Exadata Cloudの導入、運用のパートナーをお探しでしたら、ぜひアシストへ!
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