KDDI、監視カメラの映像データをクラウド上で管理・可視化するサービスを11月28日に提供へ

　KDDIは、監視カメラの映像データを高セキュリティなクラウド上で管理・可視化する映像統合管理サービス「KDDI Video Management Service」の提供を11月28日に開始する。同サービス利用により場所やデバイスを問わず秘匿性の高い監視カメラ映像を閲覧可能とするという。

　また、同サービスの映像をAI映像解析と組み合わせることで、指定エリア内の滞留・侵入検知による「防犯・防災対策」、製造品や設備の外観検査による「検品業務や設備点検の効率化・自動化」など、企業の課題解決やDX実現を支援する。

　今後はAI機能を順次拡充することで、顧客の新規ビジネス創出や既存ビジネスの付加価値向上など、幅広い映像の利活用を目指していくとしている。

サービスについて

1. 拡張性の高いクラウド上で映像データを統合管理：法人の顧客が各拠点にて、オンプレミスで構築していた監視カメラシステムを、クラウド上の録画サーバー・ストレージで管理
2. セキュアな環境：監視カメラの映像伝送・映像閲覧時はKDDIが提供中の閉域ネットワークKDDI Wide Area Virtual Switch（KDDI WVS）経由に限定
3. 既設の監視カメラも柔軟に利活用できるオープンプラットフォーム：既に使用しているカメラも利用可能

【関連記事】
・KDDI、スペースXの衛星ブロードバンド「Starlink」を2022年内に提供開始
・KDDIとモチベーションワークス、教職員の業務効率化に向け「クラウド型校務支援サービス」を開始
・シフト作成が量子関連技術で半分の時間に　日立とKDDIが実証実験に成功