「2年で生成AIを日常業務に浸透させる」 サッポログループが実践する“社員に使ってもらう”ための戦略
DXは“意識や文化の変革”、AIとの協働だけでなく人の意識を変えていきたい
サッポロビール、ポッカサッポロフード&ビバレッジなどを傘下に持つサッポログループでは、2024年2月1日からExa Enterprise AIの「exaBase 生成AI」の試験導入を開始した。これによりグループ各社の企画、管理系部門を中心とした約700名が対象に生成AIを活用できるようにし、日常的に多くの工数がかかっている業務の品質と生産性の向上を目指す。ChatGPTなどを全社導入する動きは他にもあるが、思うように利用率が上がらず効果が発揮されていないとの話も聞こえる。サッポログループではどのような準備をして、グループ規模での生成AIの活用を進めようとしているのだろうか。
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谷川 耕一(タニカワ コウイチ)
EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...
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