
日本でも、フィッシングによる個人情報の窃盗被害が増加の一途をたどっている。これらは主に、実在の事業者や公的組織をかたるメールやSMS、ソーシャルメディアのメッセージなどで送信される緊急性を装った“警告メッセージ”と、誘導先で機微な情報を盗む“偽サイト”で構成されている。巧妙に作られた偽サイトは、フィッシングだけでなく詐欺にも用いられている。今回は、情報窃取やネット詐欺の主要なツールになっている、偽サイトの実態と対策を取り上げる。
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中西 一博(ナカニシ カズヒロ)
アカマイ・テクノロジーズ合同会社
マーケティング本部 プロダクトマーケティングマネージャー日立グループ全体のセキュリティ設計を担当後、シスコシステムズで、セキュリティ分野のSE、プロダクトマネジャー、製品マーケティングとして従事。現在はアカマイ・テクノロジーズでクラウドセキュリティおよびクラウドコンピュー...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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