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IBM、AIエージェントから「エージェント型AI」へのシフト促す 生産性13倍の社内事例で自信見せる

 2025年5月20日、日本IBMは、同社のAIに関わる動向を報告するための記者説明会を開催した。

 冒頭、米・ボストンで開催されたIBMの年次イベント「Think 2025」のハイライトについて、エンタープライズAIの価値最大化と共にROIを高めることが重要だとして、新たな製品・機能を紹介。「watsonx Orchestrate」や「Granite 4.0」、「LinuxONE」などに触れると、各SaaSと連携する事前構築済みのAIエージェントの提供を拡充していくこと、“生成AI DB”の提供によるAI構築、オンプレミス環境でのAI活用などをサポートしていくとした。

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 同日付でコンサルティング事業本部 AIエージェント事業 事業部長に着任した鳥井卓氏は、「(AIを補助的に利用する)+AIからAIファーストへ、すべての業務をエンドツーエンドでAIに任せ、人が監視・監督していく世界にシフトしていく」と述べると、ゴール駆動型のAIエージェントから、業務を完全自動遂行する“エージェント型AI”の採用が重要になると指摘。業界・業務別のエージェント型AIなどを提供する、「IBM Consulting Advantage for Agentic Applications」を発表した。

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 たとえば人事担当者における給与計算・支払い業務に関しては、作業指示書を読み込み、自動的にタスクを起ち上げて完遂していくという。もし情報が古い場合には、該当部署に最新情報をもらうためのアクションを取るなど、従来のAIエージェントでは難易度の高い業務を本番環境で適用できるとする。IBMにおいても同ソリューションを利用することで、グローバルで人事業務の生産性が13倍にまで向上したとのことだ。

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 watsonx Orchestrateにおいては、既に人事向けエージェントの他に営業エージェント、調達向けエージェントが提供されている。ユーザーは「Agent Catalog」から検索・活用できるだけでなく、「Agent Builder」を用いることでローコード/ノーコードで独自エージェントを構築・実装できるという。加えて、サードパーティ製のエージェントを統合していくためのマルチエージェント・オーケストレーション機能も提供する。ここにwatsonx.governanceを用いることで、ガバナンスも効かせられるとした。

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この記事の著者

岡本 拓也(編集部)(オカモト タクヤ)

1993年福岡県生まれ。京都外国語大学イタリア語学科卒業。ニュースサイトの編集、システム開発、ライターなどを経験し、2020年株式会社翔泳社に入社。ITリーダー向け専門メディア『EnterpriseZine』の編集・企画・運営に携わる。2023年4月、EnterpriseZine編集長就任。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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